ネペンテス
ネペンテスは別名「ウツボカズラ」とも言います。約70種を超える品種があり、熱帯アジアに分布している代表的な食虫植物とされています。葉の先は袋状に変形しており、中には消化液が入っていて、昆虫などを袋の中に取り込んで消化吸収してしまいます。ネペンテスの多くはつる性で、茎の長さは種類によって異なり、20cmのものから10mを超えるものまであります。アラタという品種は、つるが5〜6mです。捕虫袋は下部が膨らんでいる円筒形をしていて長さは10〜15cmくらいあります。高温を好むので、15℃以上でも越冬は可能ですが、20℃以上あれば元気に成育し、捕虫袋もよく発育します。中には日陰を好む品種もありますが、それらは50%以上遮光しなければならないので注意しましょう。鉢植えで入手する場合は、観賞のメインとなる捕虫袋に注目し、傷や変色などがなく、品種の特徴がよくでているものを選ぶと良いです。
花言葉=熱い感動 |