ディプラデニア
ディプラデニアは別名、「マンデビラ」とも呼ばれており、中米、南米にかけて自生する熱帯性のつる性植物で、品種は100種を超えると言われています。ラッパ状に開く筒状花が次々と咲くので、フェンスなどにからませても見応えがあります。花径8〜10cmの薄い桃色ですが、開花後にだんだんと濃い桃色に変化していきます。葉は濃い緑色で光沢があります。つる性なので、あんどん仕立てで出回っていることが多いですが、購入する場合はつぼみがたくさんあって葉色も元気の良さそうなものにしましょう。日当たりと水はけの良い場所で良く育ちます。夏、戸外で育てる場合は、30〜50パーセントくらい遮光して管理します。室内だったらなるべく明るい場所に置き、日差しの厳しい時期はレースのカーテン越しの光が当たる所で育てます。寒さが苦手で、温度は最低でも10℃以上は必要です。表土が乾燥してきたら水をたっぷりとあげましょう。冬はやや乾燥気味にし、咲き終わった花は摘み取ります。つる状に伸びている枝には花は咲かないので、先端を摘み取ってしまいましょう。秋には、枝のほとんどがつる状に伸びるので、刈込んで越冬させましょう。
花言葉=かたい友情 |