モミジアオイ
モミジアオイは別名「紅蜀葵(こうしょくき)」とも言われ、アメリカ東南部を原産地とするアオイ科の多年草です。高さは軽く1mを超え、葉の形がモミジに似ています。丈夫で手がかからないので、庭に一株植えておくと楽しめます。暑さにも寒さにも強いので育てやすい花です。花径15pほどの大きくて鮮やかな赤がとても印象的な花で、その花の中心からは、長い花柱を突き出しています。一日でしぼむ一日花ですが次々と咲きます。ハイビスカスやフヨウ、ムクゲの花に少し似ています。植えつけは3月下旬〜4月上旬頃が適期です。実生は春に種まきをします。その年に花は開きませんが、2年目から花が咲きます。株分けの適期は、3月下旬〜4月上旬頃です。植え付けする時には、バーク堆肥などを土に混ぜ込んでおくと良いです。植えつけ後、化成肥料を春先に20gほど与えるだけで、生育がぐんと良くなります。また、アオイ科の植物にはハマキムシがよくつきますが、このモミジアオイにはあまりつかないようです。
花言葉=温和・優しさ・穏やかさ |