タツナミソウ
タツナミソウはスクテラリアの仲間で、波頭のように1方向に花がつくという特性があります。仲間は他に、葉の裏が紫色に変色するシソバタツナミソウ、小形のヤクシマタツナミソウなどがあります。花は長さ2cmほどで唇形をしており、茎先に2列並び、同じ方向を向いて付き、波が立っているようなイメージです。地下茎から茎が立ち上がって直立し、長い白毛が生えており、葉の両面は軟毛で覆われています。庭植えでも楽しめますが、ほとんどの場合は鉢仕立てにされることが多く、用土はミジンを除いた山砂に、赤玉土小粒を2割ほど混ぜたものを使います。冬になったら水やりは控えめにし、乾燥させないように注意しましょう。
花言葉=招く恋人 |