コルチカム
コルチカムは、初秋に球根から花茎が伸び、6枚の花びらを持つ淡藤色の花だけを咲かせる花です。秋咲きが一般的ですが、冬〜春咲き種もあります。葉を出すのは春で、細長い葉を大きく広げるため、植える際は球根の間隔を十分にあけておく必要があります。そのとき、水はけのよい土に植え、生育期(春〜初夏)には日当たりよく、休眠期にはやや日陰になるような、落葉樹の下などで育てるようにしましょう。植えつけに適した時期としては、9月ごろが向いています。株間は20cmほどあけて、深さ10cmほどに植えつけましょう。鉢植えの場合は6号鉢に1球植え付けます。6月に地上部が黄変したら掘り上げ、日陰で通風乾燥してやりましょう。植え替えは数年ごとに行います。小柄ですが、植えずに机の上に球根を放置しておくだけでも開花するほど生命力の強い草花なので、よほどの悪条件でなければ、どこでも花を咲かせることが出来ます。コルチカムは別名「イヌサフラン」「アキズイセン」とも呼ばれます。
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