カタバミ
カタバミは道端によく見られる小さい黄色の草花で、オクサリスの仲間です。山野草仕立てにしたりして楽しむこともでき、また、その葉や茎は酸味があり食用にすることもできます。五枚の花びらからなる1cm程の小さな花をまばらに咲かせ、花が咲いた後に果実が熟すと、多くの種を飛ばして蒔きます。茎は地を這って広がり、1cmの長さのハート形をした小さな葉を3枚まとまってつけます。花が大きいものとして「ハナカタバミ」があります。これは、花径が4cm程の桃色の花を付ける、南アフリカ原産の球根性植物です。他にも、イモ状の塊茎がある「イモカタバミ」や、花が淡い紅紫色の「ムラサキカタバミ」、暗赤色の葉を持つ「アカカタバミ」など、様々な品種があります。育てる際には、深めの鉢に水ゴケ単用の用土を使って、軽くふんわりと植えつけましょう。多湿を嫌うので、乾かしぎみに育て、梅雨期は雨を避けるようにしてあげましょう。
花言葉・悲しい片思い |